月別アーカイブ: 2016年4月

【報告】武器輸出のキーマンを直撃

NAJAT杉原です。アクションの報告です。

【武器輸出のキーマン、堀地徹(ほっちとおる)防衛装備庁装備政策部長を直撃!】

~「戦争犯罪国家イスラエルと武器開発するのか?」の問いに回答拒否。
~「売り込み」でなく「装備協力」だとの弁明も。

http://kosugihara.exblog.jp/22750480/ (写真も掲載)

 4月25日夕方、「ついにこの時が来た」との思いでシンポジウム会場に
入りました。防衛省のすぐそばにあるグランドヒル市ヶ谷で、『防衛装備
庁と装備政策の解説』(内外出版)出版記念「防衛装備シンポジウム」が
開かれたのです。私がこのシンポに参加した大きな理由は、ある一人の防
衛装備庁官僚が出席、発言することにありました。
 その名は堀地徹(ほっちとおる)。防衛装備庁の装備政策部長であり、
日本の武器輸出を実務面で担うキーマンです。私は武器輸出に関する講演
の中で、必ず彼について言及してきました。その理由は、2014年10月に放
映されたNHKスペシャル「ドキュメント武器輸出」における彼の言動にあ
ります。

 当時、防衛省の装備政策課長だった堀地氏は、2014年6月にパリで開催
された国際武器見本市「ユーロサトリ」(日本の軍需企業12社が初出展)
を訪れ、イスラエルの無人機のブースでこう語ります。「イスラエルの実
戦を経験した技術力を日本に適用することは、自衛隊員のためにもなるし、
周りの市民を犠牲にしないで敵をしっかり捉えることは重要。(イスラエ
ルの)機体と日本の技術を使うことでいろいろな可能性が出てくると思う」。
到底許すことができない発言です。他にも堀地氏は、まるで主人公のよう
に何度も登場し、見逃せない問題発言を連発していました。私は、いつか
必ず、本人を直接問いただしたいと考えてきました。

 そして、いよいよその機会が訪れました。防衛装備シンポが始まり、田
村重信・防衛知識普及会理事長(自民党政務調査会審議役)の司会のもと、
堀地氏に加えて、外園博一・防衛技官、吉田孝弘・事業管理官がまず発言。
その後の質疑応答で、私は質問しました。

 「NHKスペシャルであなたは「イスラエルの機体と日本の技術を使うこ
とでいろいろな可能性が出てくると思う」と発言した。イスラエルは2009
年にも1000人を超えるガザの人々を殺害し、ユーロサトリ直後の2014年夏
にも、2500人を超える人々を殺害した。うち民間人は1500人以上、子ど
もは500人以上だ。パレスチナ政府が国際刑事裁判所にイスラエルを戦争
犯罪で訴えようとしている。こうした国と武器開発するという見解は今な
お変わらないのか?」

 ここで司会の田村氏が「今日はマスコミにもフルオープンなので役人は
慎重に答弁するように」と発言。それを受けて堀地氏は、「マスコミが編
集したものについてコメントはしない。防衛装備移転三原則のもとで進め
ていく」と発言。私は「編集でなくあなたの発言を問題にしている」と食
い下がりましたが、堀地氏は「コメントしない」を繰り返すばかりでした。

 そして、シンポが終了。私は、これくらいでは引き下がれないと堀地氏
のところに行き、「きちんと答えてください」と要求しました。彼は、
「言葉の使い方に気をつけるべきだ。編集にはコメントしない。あなたの
質問に答える義務はない」と高圧的に述べたてました。これ以上の対応は
なしかと思いきや、少しして私のところに寄ってきてこう言いました。

 「あなたのイスラエルへの価値観を最初に言われても答えられない。
「イスラエルとの装備協力はどうなっているのか」と聞かれるならまだし
も」と。これを受けて私は「ではそう尋ねます」と質問。

 彼は「防衛装備移転は装備移転協定を結ばないとできない。イスラエル
とは結んでいない。我が国は専守防衛。そのために必要な技術を取得する
ために、優れた装備品を持つイスラエルの調査はしている。今後、協定を
結ぶかどうかなど動向を見ればいい」と述べました。

 さらに私は「オーストラリアへの潜水艦輸出で「日本脱落」との現地報
道があるがコメントは?」と質問。彼は「オーストラリア政府が決めるこ
とであり、コメントしない」と回答。私が「でも日本として売り込んでい
るでしょう?」と畳みかけると、「「売り込み」ではなく「装備協力」だ。
これ以上、答えない」と私から離れていきました。最後はお得意の言葉の
すり替えでした。

 これが、日本を「死の商人国家」に変えようとしているエース官僚の実
態です。オーストラリアへの潜水艦輸出は、まだ最終決定が出ていません
ので油断はできませんが、ほぼ日本の受注は消えた模様です。堀地氏のよ
うな「モラルハザード」官僚が進める危険な武器輸出がいったん頓挫する
なら、そのことの意義は非常に大きいと思います。今ならまだ、日本版
「軍産学複合体」の形成をくい止めることができると思います。改めて、
「こんな連中の思うがままにさせてたまるか」との思いを強くしました。

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【防衛装備庁への要請先】
手紙 〒162-8870 東京都新宿区市谷本村町5-1 
電話 03-3268-3111 FAX 03-5261-8018
メール info-soumu@atla.mod.go.jp 
メールフォーム(防衛省・自衛隊に対する御意見箱)
https://sec.mod.go.jp/mod/goikenshinsei/goikenbako/index.html

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報告「三菱さん川重さん 死の商人にならないで! 神戸アクション」

4/22に神戸で、武器輸出反対のアクションがあり、NAJATからも代表杉原と戸山が参加しましたので報告します(PDFバージョンはこちら)。


 須磨の海に、金色の大きな満月がのぼっていた。朝の波はおだやかに浜に寄せ、また離れていき、瀬戸内の夜が明ける。夜行列車の窓から見えるのは、自衛隊の潜水艦隊が根拠地にする海だ。そして、神戸の大きな造船所では、毎年ごとに新しい潜水艦が、この海へと船台を滑って進水していく。
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 神戸の海岸部にある和田岬駅に着いたのは朝 10 時。改札口もない小さな駅で、乗り降りする人のほとんどは三菱重工の関係者だ。すでに現地のグループ「神戸ピース i ネット(以下 i ネット)」の人々15人ほどが集まっていて、それぞれ帽子やシャツなど、どこかに赤いものを身につけて、賑やかに行動を準備している。この周辺は三菱重工、三菱病院など、三菱関係の事業所だらけの地域だった。
 最初の打ち合わせで、「武器輸出反対ネットワーク(以下 NAJAT)」から、杉原浩司さんが挨拶をする。杉原さんは「オーストラリア側は日本の潜水艦を導入候補から外したという報道があり、安倍政権にとって、この失敗はとても手痛い。市民の側から〈原発、武器の輸出を諦めろ〉という声を強めるチャンスだと思います」と、今の状況について語った。
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 駅から数分のところにある三菱重工・神戸造船所に歩いて向かう。アポイントメントがあったので、すでに三菱重工の社員や守衛が10人ほど待ち構えており、隣り合う建物のスロープにも会社関係者たちが立ってこちらを観察していた。つまり遠巻きに、私たちは取り囲まれていた。三菱重工は「本社総務部神戸総務グループ」の田中さん、岡田さんの二名が対応し、i ネット側は事前に用意した要請文を読み上げたが、会社側は「要請文は受け取るが、内容には答えられない」の一点張りだった。私たちからは「ただ受け取るだけでなく、市民との意見交換の場を設けてほしい」と伝える。

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 要請文とは別に、参加している女性が社員たちに語りかけた。
「私は兵庫区在住で、町内会で工場を見学させてもらったこともありますし、身近な感じがしていたんですが、三菱さんには、やっぱり戦争につながるものは作ってほしくない。そういう地域住民の気持ちも汲んでもらいたいと思います」

i ネットは地元の人々を中心としているので、こういった話が出てくるところがおもしろい。
要請を終えて、参加者間でいろいろなおしゃべりや情報交換をしながら地下鉄に乗り、今度は川崎重工・神戸工場に向かう。約束はしていたが、総務関係者も来ておらず、結局守衛が受け取ることになった。言いたいことはいろいろあったが、ほとんど伝えられずに終わる。「三菱も感じはよくなかったが、最低限のことはしている感じ。川重はもっとひどい」という声も上がる。

 曲がりなりにも三菱は、グループ全体で言えば一般の消費者に近いところにいる。自動車、不動産、銀行、家電……一方で川崎重工は、バイクやジェットスキーぐらいしか一般向けの製品はないせいか、消費者への対策という意味では、よく言っても稚拙、悪く言えば高飛車すぎると感じる。

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 海岸沿いのレストランでランチをとってから、ハーバーランドで観光船に乗りこんで、40分ほどの港めぐりに出る。もちろん、狙いは川重と三菱の潜水艦工場を海から見ることだ。

 500 人乗りの観光船は、思った以上に工場の近くを航行した。
 「あれを見て下さい。ハーバーランドの大きな観覧車のすぐ向こうに黒い潜水艦が見えるでしょう。楽しい日常のすぐ隣に、戦争が隣接している。これが、神戸の象徴だと思うんです」
 高橋秀典さんは、こう指摘した。高橋さんが世話人を務めている、今日の主催団体の i ネットは、毎週、安保法制に関するシール投票などを行なっている。神戸では、同じように港町であるイスラエルのハイファ市とも姉妹都市協定を結ぶ動きもあり、高橋さんたちは関西のパレスチナ支援団体とも連携して、反対の意思表示をしていきたいという。

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 海から見ると、川崎重工のドックには「そうりゅう」型潜水艦が1隻収容され、岸壁には3隻の潜水艦が係留されていた。修理中なのか、新造艦の艤装をしているのかは、素人目にはよくわからない。
観光船のデッキでは、大阪から遠足に来た高校生たちが、「潜水艦だ、すごいすごい」と無邪気にはしゃいでいる。
 さらに船は港内を進んで、三菱重工・神戸造船所の近くを通る。ここでは2隻の潜水艦が係留され、修理を受けているようだった。海上自衛隊が保有する実戦用の潜水艦は17隻。そのうち6隻が神戸に停泊していることになる。まるで潜水艦基地だ。

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 NAJAT が作った横断幕を、ゲリラ的に船のデッキの側面に展開して、工場から見えるようにしようかという話も出たが、乗客が多くてやりにくい。その代わり、デッキの一角で、i ネット関係者が集まって記念撮影をすることにした。そのとき「潜水艦をオーストラリアに売るな!」と書いた横断幕を広げてみたら、高校生たちがいっせいに注目した。「えっ、日本が潜水艦をオーストラリアに売るの?それめっちゃ悪いやん!」と、自分から記念写真に収まって意思表示する生徒もいて、思いがけない交流ができた。

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 神戸では、小学生のときに誰でも一度はこうして「港めぐり」の船に乗るという。

「ああ、造船所には潜水艦があるんねんなと、子どもの頃から現状が刷り込まれているんです」と、主催者の一人、松本なみほさんは語った。潜水艦はいわば、神戸の地場産業のひとつ。神戸の三菱と川重の工場だけが、毎年一隻、自衛隊のために作り続けてきた。
 
 神戸というとおしゃれな街というイメージがあるが、これだけ施設が集中していると、いつか戦争が起きたとき、街ごと標的になる可能性も高い。そのことを、神戸の人々は意識しているだろうか。「ほとんどの市民は、まだ理解していないと思います。ですから、今日はアクションの第一歩です」

 引き続き、夕方からは三宮の神戸市勤労会館で、杉原さんが講師になって「日本を武器輸出大国にさせないために」と題した講演会が開かれた。朝から行動をともにしてきた人や、途中で一時離れて別の街頭署名に参加してきた人など含めて、40人ほどの市民が参加して、熱気のある講演会になった。

 杉原さんからは、世界の軍事費が4年ぶりに増加し、シリア空爆やサウジによるイエメン空爆によって武器貿易市場が活況を呈していることや、日本では 2004 年以来、ミサイル防衛に投じてきた税金は1兆5800 億円にものぼるのに、兵器としてはほとんど役に立たないことなど、NAJAT の活動を始めようと思った背景についての詳しい話が語られた。

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 「政府の解釈では、日本が武器輸出をしてはいけない紛争当事国は、世界のどこにも「存在しない」
そうです。これはおかしいですよね。シリアでは何十万人も死んでいるんです。かつての武器輸出三原則で書かれていたのは、「国際紛争を助長しない」ということでしたが、今の防衛装備移転三原則では、「国連憲章を順守する」ということに置き換えられています。こんなことは平和主義でもなんでもなくて、国連に加盟する時点で決まっている、当たり前のことです。武器輸出の制限として、何の意味もない原則になっています。実際には、国連安保理が禁輸対象国としている11カ国以外は、どこにでも輸出できる状態です」杉原さんはそんな状況を怒りをこめて報告した。参加者からも、軍需産業の労働組合のありかたや、アクションシートの使い方について、活発な質問が出された。

 オーストラリアは、4兆4千億円もの巨費を投じて、潜水艦隊を12隻に増強していこうとしている。これは一種類の兵器への支出としては、オーストラリア史上最大の予算だという。
 潜水艦は、通常動力の潜水艦であっても、使い方によっては原潜に匹敵するような攻撃兵器になりうる。前に、自衛隊で潜水艦長をしていた人の手記を読んだことがあるが、潜水艦探知が得意と言われる日本の海上自衛隊すら、水上艦艇から味方の潜水艦を探知することは極めて難しく、演習や実戦では、潜水艦の側が圧倒的に有利だという。

 どの国向けであれ、そんな潜水艦を輸出することは、海の軍事バランスにとって、必ず悪い影響を与えることだろう。安倍政権なら、それを「抑止力に貢献する」とでもいうのかも知れない。しかし、戦力の弱い国にとっては戦争をしにくくなるのなら、強い戦力・兵器を手にした側としては強気の外交交渉ができるようになるわけで、やはり戦争の危険は前より増す。もしくは武力の多い少ないが、公正さや道義より優先する国際社会になってしまうだろう。武器が平和をつくるなんて嘘に決まっている。

 幸い、オーストラリアへの売り込みは頓挫したようだ。けれども、三菱電機がイギリスとの共同開発を図る空対空ミサイル「ミーティア」改良型をはじめ、他にも日本の武器輸出はいくつも進んでいる。

 今回のような地元に密着したアクションでは、工場に勤める人々の目の前で行動するし、行動する人の身近にも、企業の関係者や、家族がいたりする。東京のような遠く離れた大都市で活動することも必要だけれども、たとえ規模は小さくても、こういった地元の活動のインパクトは大きいと感じた一日だった。生活の場で抗議を行うことには勇気がいる。それだけに、その抗議の意味は重い。

(報告:戸山灰/武器輸出反対ネットワーク)

4/15 アクションご報告

まずは、潜水艦輸出にノーの声を上げ、署名や署名拡散、アクション参加してくださった方々にお礼申し上げます。ありがとうございました!

4月15日午後、4人で内閣府を訪れ、「オーストラリアに潜水艦を売るな」との要請書と緊急署名の1次集約分1万583筆分を、内閣官房内閣総務官室に提出しました。要請書は請願として扱われ、官邸の事務官に届けるとのことです。

petition_NAJAT

その後夕方の抗議の様子。

 

 

Twitter Action on 4/15 No to Submarine trade!

日本語はこちら

To stop the submarine trade with Australia, NAJAT (Network against Japan Arms Trade) will launch twitter action on 15th April when Japanese submarine will dock in the port in Sydney for joint military drill.

Please join our twitter action to stop the arms trade.

【How to join】
Simply tweet that you are against arms trade (sample tweets are below) on 15th April! Don’t forget to include hashtag (#StopJapanArmsTrade) and mention (e.g. @ShinzoAbe)

【Sample tweets】
私たちは潜水艦輸出に反対します#StopJapanArmsTrade @kantei @AbeShinzo @JMSDF_PAO @MofaJapan_jp

憲法9条をもつ日本の市民は潜水艦輸出に反対します#StopJapanArmsTrade @kantei @AbeShinzo @JMSDF_PAO @MofaJapan_jp

太平洋を平和の海に!潜水艦輸出反対!#StopJapanArmsTrade @kantei @AbeShinzo @JMSDF_PAO @MofaJapan_jp

Don’t buy submarines made in Japan!#StopJapanArmsTrade @TurnbullMalcolm @DeptDefence @MarisePayne @JulieBishopMP

We the Japanese people are proud of Article 9 and oppose trading submarines made in Japan #StopJapanArmsTrade

The Pacific Ocean Should be a Peace Ocean! No to the submarine trade! #StopJapanArmsTrade @TurnbullMalcolm @MarisePayne @JulieBishopMP

【Tweet your own, here are some tips】

私たちは潜水艦輸出に反対します
憲法9条をもつ日本の市民は潜水艦輸出に反対します
太平洋を平和の海に!潜水艦輸出反対!
Don’t buy submarines made in Japan!
We the Japanese people are proud of Article 9 and oppose trading submarines made in Japan
The Pacific Ocean Should be a Peace Ocean! No to the submarine trade!

Official resident @kantei
@AbeShinzo
Japanese Marine Self Defense Force @JMSDF_PAO
Dept of Defense @bouei_saigai
@MofaJapan_jp

@TurnbullMalcolm
@JulieBishopMP
(Dept of Foreign Affairs and Trade) @dfat
@MarisePayne
@DanTehanWannon
@DeptDefence
@AusAmbJP

【参加歓迎】4.15 防衛装備庁申し入れ

★オーストラリアに潜水艦を売るな! 4.15 防衛装備庁申し入れにご参加ください!!!

4月15日、最新鋭そうりゅう型潜水艦「はくりゅう」が日豪共同軍事演習に参加するため、海自潜水艦として初めてオーストラリアのシドニーに寄港する予定です。これは、同国の次期潜水艦をめぐる独仏との受注競争を意識したパフォーマンスに他なりません。

この日、私たちNAJATは、午後に内閣府へ、夕方には防衛装備庁に潜水艦輸出を中止するよう申し入れを行い、要請書と集まったネット署名(1次集約分 1万538筆)を提出します。

早ければ夏にも受注国が決定すると見られる中、日本の市民が潜水艦輸出に反対していることを可視化する重要なアクションになります。ぜひ、お誘い合わせのうえでご参加ください。とりわけ、夕方の防衛省前を大勢の参加者で埋め尽くしたいと思います。情報の拡散にもご協力ください。

(当日は他の行動とも重なりますが、可能な時間帯だけでもご参加いただけると嬉しいです)

<関連>
日豪共同訓練について(3月9日、海上幕僚監部)

クリックして20160309-01.pdfにアクセス

豪次期潜水艦 日独仏「ぜひ我が国に」 受注合戦が過熱(3月31日、朝日)
http://www.asahi.com/articles/ASJ3C2QTSJ3CUHBI00N.html

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<4月15日(金)>

【昼の部:内閣府】
・14時30分に首相官邸前(国会議事堂前駅)に集合
・15時~15時15分に内閣府会議室にて、内閣府総務課に要請書とネット署
名を提出。
※中に入れるのは事前に確認した約8人のみの予定ですのでご了承ください。
・15時20分頃に官邸前にて報告

【夕方の部:防衛装備庁】
・18時~19時30分
・防衛省正門前
(JR・地下鉄市ヶ谷駅より徒歩約10分)
http://www.mod.go.jp/j/profile/mod_sdf/access.html
ゲストスピーチやコール、オーストラリアの平和団体からのメッセージ紹介、今後のアクション提案などを行います。プラカードなど持参歓迎です。
※19時、正門前で防衛装備庁渉外調整室の職員に要請書とネット署名を提出。

(お知り合いの報道関係者にぜひ取材を呼びかけてください!)

<緊急署名「売るな、潜水艦」まだまだ継続中です。>
【署名はこちらから】
https://goo.gl/8rMSBE

アクションシートお送りします。

新「武器輸出反対アクションシート」をご希望の個人・団体にお送りします。

改訂版アクションシート100部以上を目安に、ご希望の方にお送りしてい
ます。(送料はNAJATで負担しますが、1枚10円としてカンパを頂ける
とありがたいです…!! 印刷費等にあてます。)

主な武器輸出関連企業の要請先やTwitterアカウントも掲載しています。
また、デザインがポップ・カラフルでわかりやすく、印刷してデモやイベ
ントで配っても、とても目立ちます!
(※第2版のデザインです。これまで配っている物に、表紙のパワーアッ
プや文例の補足などの修正を加えていますので下のリンクからお確かめく
ださい)

一人ひとりの、一つひとつの声が、武器輸出をやめさせる確かな力になり
ます。ぜひこのシートを活用して、軍需企業に「死の商人にならないで」
「Made in Japanの武器を輸出しないで」の声を届けてください。

ご自身で印刷して使うという方はこちらからダウンロードしてください。
新アクションシート(表)
新アクションシート(裏)

注文ご希望の方は、以下のメールアドレスに
郵便番号、住所、お名前(もしくは団体名)、電話番号、メールアドレス、
必要枚数、カンパの額を記入の上、送信してください。

anti.arms.export★gmail.com (★を@に変えてください)

拡散希望!緊急アクション・潜水艦輸出にNO

来る4/15、日豪共同訓練のために日本の潜水艦がシドニーの港に到着します。

このタイミングに合わせ、現在集めている署名の提出&抗議行動とツイッターアクションを行います。

【申し入れ】
「オーストラリアに潜水艦を売るな!4.15防衛装備庁申し入れ」
昼間に申し入れを行い、夕方18時より防衛省前で抗議行動を行います。

【(ツイッターアカウントがあれば)誰でも出来る!ツイッターアクション!】
以下のサンプルをもとにツイッターで意思表示をしよう!!
4/15にコピペしてツイートしてね。

私たちは潜水艦輸出に反対します#StopJapanArmsTrade @kantei @AbeShinzo @JMSDF_PAO @MofaJapan_jp

憲法9条をもつ日本の市民は潜水艦輸出に反対します#StopJapanArmsTrade @kantei @AbeShinzo @JMSDF_PAO @MofaJapan_jp

太平洋を平和の海に!潜水艦輸出反対!#StopJapanArmsTrade @kantei @AbeShinzo @JMSDF_PAO @MofaJapan_jp

Don’t buy submarines made in Japan!#StopJapanArmsTrade @TurnbullMalcolm @DeptDefence @MarisePayne @JulieBishopMP

We the Japanese people are proud of the Article 9 and oppose to trading the submarines made in Japan #StopJapanArmsTrade

The Pacific Ocean Should be a Peace Ocean! No to the submarine trade! #StopJapanArmsTrade @TurnbullMalcolm @MarisePayne @JulieBishopMP

以下の要素を好きなように組み合わせてツイートも出来ます。#StopJapanArmsTradeとハッシュタグをつけてください。

【文章パターン(日英6種)】
私たちは潜水艦輸出に反対します
憲法9条をもつ日本の市民は潜水艦輸出に反対します
太平洋を平和の海に!潜水艦輸出反対!
Don’t buy submarines made in Japan!
We the Japanese people are proud of the Article 9 and oppose to trading the submarines made in Japan
The Pacific Ocean Should be a Peace Ocean! No to the submarine trade!

【メンション先】
日本側
官邸 @kantei
安倍 @AbeShinzo
海上自衛隊 @JMSDF_PAO
防衛省 @bouei_saigai
外務省 @MofaJapan_jp

オーストラリア首相 @TurnbullMalcolm
外相 @JulieBishipMP
外務・貿易省(Dept of Foreign affairs and trade) @dfat
防衛大臣 @MarisePayne
防衛装備大臣 @DanTehanWannon
防衛省 @DeptDefence
駐日オーストラリア大使 @AusAmbJP

署名締め切り目前!現在9000筆間近&緊急集会のお知らせ

昨日より呼びかけている署名ですが、おかげさまで1万筆に迫る勢いです。
4月10日までですので、引き続き拡散よろしくお願いします!

<緊急署名(第1次集約:4月10日)>
売るな、潜水艦
― 私たちは、日本が「死の商人国家」になる姿を見たくない。
【署名はこちらから】
https://goo.gl/8rMSBE

——

【4/9緊急集会】 軍産複合化する日本と私たちの暮らし

軍事力で日本社会の安全保障は守れるのか?
9条があっても、戦争や武器輸出が可能!?
改憲は、なぜ、「緊急事態条項」からなのか?
選挙を前に、安倍政権のねらいを、徹底分析!!

2014年に、十分な国会審議も無いまま、武器輸出三原則が撤廃されまし
た。経団連は経済成長の重要な役割を武器輸出に求める発言を繰り返し、
安倍首相のトップセールスで、日本はオーストラリアに潜水艦を売ろうと
しています。これまで「戦争協力につながる研究はしない」としてきた日
本学術会議の現会長が学長をする大学が、防衛省の戦後初の軍事に関する
研究公募に採用されました。
こうした官、民、学による軍産複合化が進み、「戦争をする国、戦争で
儲ける国」になることは、現行の憲法のもとで許されるのでしょうか?
次の選挙の後、私たちは「戦争をしない」と定めた今の平和憲法を変える
選択をしてしまうのでしょうか? 特定秘密保護法、安保関連法などの新
しい法律とともに、こうした動きは、私たち市民の暮らしをどう変えてい
くのでしょう?

川崎市には、武器生産の生産額トップ10企業の多くが立地します。川崎
市は、沖縄・厚木・横須賀など基地のある自治体と同じように、テロや、
ミサイル攻撃の標的になる可能性があります。また、市民の生活の一部が、
武器を作る企業の税金で支えられています。
川崎市という自治体に暮らす私たちは、身近になってきた「戦争」につ
いて、当事者性を強く持っているという現実があります。これまで、あま
り気にならなかったことかもしれませんが、一度、立ち止まって考えてみ
ましょう。

<Part1> 山田朗さん(明治大学文学部教授)
戦争準備体制の構築:ガイドラインの実現としての自衛隊装備の増強について

<Part2> 杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク[NAJAT]代表)
武器輸出の現状と市民の抵抗ネットワーク運動

<Part3> 意見交換&質疑応答

日時:2016年4月9日(土) 18:00~20:40 (開場 17:45)
定員:60名(申込み・先着順)
【申し込み先】 kawasakisecrecybill@gmail.com 070-5586-8592
資料代:500円
場所:川崎市高津市民館 第1音楽室
(駅とペデストリアンデッキで直結しているノクティ2の11階)
JR南武線武蔵溝ノ口駅北口または東急溝の口駅東口から徒歩2分。
☎ 044-814-7603

<山田朗(やまだあきら)さん 明治大学文学部教授>
1956年生まれ。明治大学文学部教授(専攻:日本近現代史・天皇制論・軍
事史)、平和教育登戸研究所資料館館長。現代の軍拡問題については、イ
ラク派兵差し止め訴訟において札幌地裁、名古屋高裁(2008年4月違憲判
決が下され確定判決となった)、岡山地裁での原告側証人をつとめ、自衛
隊のイラク派遣が他国が遂行する戦争への加担するものであること、現代
の軍備拡張が国際的な緊張を高めるものに他ならないことを証言した。
(主な著書に、『護憲派のための軍事入門』(花伝社、2005年)、『日本
は過去とどう向き合ってきたか』高文研、2013年)、『兵士たちの戦場』
(岩波書店、2015年)、『軍事立国への野望?安倍政権の思想的系譜と支
持母体の思惑?』(かもがわ出版、2015年、共著)などがある。

<杉原浩司(すぎはらこうじ)さん NAJAT代表>
武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)代表。1980年代半ばより市民運動に
参加。PKO法反対、故・小田実さんら阪神・淡路大震災被災者による住宅
再建への公的支援を求める「市民=議員立法」、「ミサイル防衛」反対運
動などに関わる。この間、原発、秘密保護法、集団的自衛権、武器輸出な
どへの反対運動を展開。昨年夏の戦争法案審議の際には、集団的自衛権問
題研究会ニュースレビュー編集長として、国会審議ダイジェストを発信。
『宇宙開発戦争―〈ミサイル防衛〉と〈宇宙ビジネス〉の最前線』(ヘレ
ン・カルディコット他著、作品社、2009年)に「日本語版解説」を執筆。
発売中の『世界』別冊「2015年安保から2016年選挙へ」に「国会を市民の
手に取り戻す~「戦後最長国会」審議の内実」を寄稿している。

主催:秘密保護法を考える川崎市民の会
http://secrecy-bill-kawasaki.jimdo.com
共催:武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)、高津9条の会
賛同:川崎医療生活協同組合、安倍政権にNO!東京・地域ネットワーク、
ミナカナ川崎
(交渉中)地域の複数の九条の会、地域の戦争法を許さない共同行動など