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空対空ミサイルの日英共同開発と 東南アジアへの武器の譲渡をとめよう!

武器輸出反対アクションシート 4.0 完成!
空対空ミサイルの日英共同開発と東南アジアへの武器の譲渡をとめよう!

アクションシートのPDFはこちら
アクションシート (ダウンロードして印刷してお使いください)

2014年4月、安倍政権は「武器輸出三原則」を閣議決定だけで撤廃しました。
これによって、日本は「武器輸出ができる国」になってしまいました。いま、日英ミサイル共同開発と、東南アジアへの武器の譲渡が進みつつあります。

たったひとことでもかまいません。

このアクションシートを使って、あなたの意見を、企業に伝えてください。
私たちと一緒に、武器輸出に反対する声を上げてください。

●三菱電機は空対空ミサイルの日英共同開発から撤退を

2014年4月1日に「防衛装備移転三原則」が策定されたあと、政府が最初に認めたのが、戦闘機の空中戦に使われる空対空ミサイル「ミーティア」後継型の日英共同技術研究でした。三菱電機の高性能レーダーが組み込まれるもので、2018年度からは共同開発へと移り、試作も始まります。

この新型ミサイルは、F35ステルス戦闘機にも搭載される見込みです。同機は米国、英国、イスラエルなど世界で約3000機の調達が見込まれ、日本も42機の導入を予定しています。共同研究の進展を報じた2017年1月17日の産経新聞1面には「日英で世界最高ミサイル」との大見出しが踊りました。航空自衛隊の幹部は、「長射程のミサイルが必要であり、ミーティア後継型に期待している」と述べています。

いつのまにか日本は、殺傷兵器の共同開発にのめり込むような国になってしまいました。三菱電機の部品が組み込まれたミサイルが世界の紛争で使われる前に、共同開発からの撤退を求めましょう。

ボイコットできる製品
エアコン「霧ヶ峰」、炊飯器「本炭釜KAMADO」、テレビ「REAL」、
掃除機「風神」、冷蔵庫など

●日本政府は東南アジアへの中古武器の無償譲渡をやめろ

政府は、陸上自衛隊の多用途ヘリコプター「UH1H」のエンジンなどの中古部品をフィリピンに無償譲渡する方針を固めました。また、海上自衛隊の練習機「TC90」5機を2018年3月に同国に無償譲渡することも決めています。これらは、2017年5月の自衛隊法改定により可能になりました。

さらに、マレーシアからの海上自衛隊の対潜哨戒機「P3C」の無償譲渡のリクエストに応える際に、武器輸出版ODA(政府開発援助)を創設することさえ検討されています。

こうした中古武器の東南アジア諸国への無償譲渡は、米国主導の中国包囲網づくりの一部を、日本が武器輸出によって肩代わりしようとするものであり、地域の緊張を高めることにもつながります。これは、かつて武器輸出三原則が掲げた「紛争を助長しない」との理念に真っ向から反するものです。

また、フィリピンは国内にも紛争を抱えており、日本が輸出した武器が反政府武装勢力の「鎮圧」に使用される恐れもあります。なし崩しに進む無償譲渡に歯止めをかけるために、このハガキを使って、「武器輸出をやめて」の声を防衛省に届けてください。

新刊
『亡国の武器輸出 防衛装備移転三原則は何をもたらすか』
池内了、青井未帆、杉原浩司編著 合同出版刊 1,650円(税抜)

戦後70年「戦争をしない国」を築き上げてきた日本。ところが『防衛装備移転三原則』により軍需産業強化の政策が進み、軍産学複合体が動き出している。「武器輸出大国」への進行を食い止めるため、いま、何をなすべきか。編者に杉原浩司(NAJAT代表)、望月衣塑子記者の論考も。

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