川崎重工株主総会アクションレポート

6月28日に神戸で取り組まれた川崎重工株主総会アクションの報告と写真が松本なみほさんから届きましたのでご紹介します。東京では、NAJATが呼びかけて22日に三菱重工、29日に三菱電機の株主総会に対して、アクションを行いました。東西で連携して取り組むことができました。
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川崎重工株主総会アクション レポート

文責:松本なみほ. (神戸ピースiネット・神戸市民)

■「死の商人にはなりたくない!」大きなバナーで株主にアピール

2017年6月28日(水)、川崎重工株主総会が行われる神戸国際会館前で株主アクションを行いました。死の商人にはなりたくない!と書いたNAJATのバナーを掲げ、マイクスピーカーで株主にアピールをしました。

雨のなか、多くの株主の方が、ちらちらとこちらを気にしながら総会会場に入って行かれました。なかには立ち止まって聞いておられる方もおられ、反応はまずまずだったと感じます。

アピール概要 ———

川崎重工の株主の皆さんおはようございます。
川崎重工が外国に軍用機を輸出しようとしていることをご存知でしょうか?
川重はC-2輸送機、P-1哨戒機を輸出しようとしています。
P-1哨戒機とは潜水艦を探知することができる飛行機です。

今月幕張で行われた武器展示会にも川崎重工は出展しています。
株主の皆さんは人殺しによって得られる配当金が欲しいですか?

川崎重工が死の商人になることを食い止められるのは株主の皆さんです。
どうか武器輸出事業に投資したくないという声を株主総会でご発言ください。

川崎重工の軍需依存度は23.9%(2015年度)です。7割以上を占める環境
事業や車両事業を進めるように働きかけてください。

武器を作る企業はテロの標的となります。
武器を輸出する国はテロの標的となります。

テロが続いているフランスでは、軍用機が売れるたびに「今日も軍用機が
売れました」とテレビのニュースで大々的に報じられるそうです。この様
なニュースに触れたISメンバーはフランスに敵意を募らせたであろうこと
が想像できます。

実際に第二次世界大戦の間にも、川崎重工の兵庫区の武器工場が攻撃対象
となり、犠牲者が出ました。しかし、川崎重工は犠牲者の数や被害の状況
を公表しません。

このまま川重が死の商人への道を突き進むと神戸や日本がテロの標的にな
るのではないかと心配です。

川重や日本がテロの標的とならないためにも、武器輸出事業を進めないよ
うに、株主総会でご発言をお願いします。

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■武器輸出について問う株主の質問に、ありえない回答が・・・

株主総会に出席された方からお話を伺うことができました。

総会では16人の株主から発言があり、内一人が「武器輸出についての中長期ビジョンは? 武器輸出によって(機密情報が国外に漏れ)国益を害するのではないかとの批判に対してどのように考えているか」と質問したそうです。それに対し川重側からは「我が国の防衛方針に基づいて国際貢献を果たす。国の方針に従う」といった旨の回答があったそうです。

死の商人になることへの罪悪感はみじんもないようです。
また、自社の技術が海外に流出する危険性があり、企業利益が損なわれ、ひいては株主配当が下がるリスクを省みないこの発言は、株主にとっても極めて無責任な発言だと感じます。

最後になりましたが、今日の総会アクションに駆けつけてくださった皆様、総会の様子をお聞かせいただいた方に心より感謝申し上げます。

皆さんと共に川崎重工に対して「死の商人になるな!」との声を挙げ続けていきたいと思います。

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